フラッシュタトゥーとは何か · そして飼い主が決まった金魚鉢

今週、うちのフラッシュデザインがまた一つ引き取られていきました。オレンジの金魚が一匹、海藻がひとゆれ、気泡がいくつか入った小さなガラスの鉢。まるごと一つの小さな世界が、前腕にちょうど収まるサイズです。🐠
いい機会なので、いちばんよく聞かれる質問に答えます。フラッシュタトゥーとは何か。そして、うちのフラッシュはよそと何が少し違うのか。
フラッシュタトゥーとは
フラッシュタトゥーとは、アーティストが前もって完成まで描いておいた、すぐ彫れる絵柄のことです。この伝統はタトゥーショップの歴史と同じくらい古く、昔は店の壁一面に貼られた絵柄の紙がそれでした。良さは正直でシンプル。決める前に完成品が見られる、値段がはっきりしている、デザインの工程を待たなくていい。入って、選んで、彫る。それだけです。

この金魚鉢は、すでに古いタトゥーが待っている腕へやってきました。この光景がとても好きです。タトゥーは年月をかけて体の上に小さな個人ギャラリーとして積み重なっていき、小さなフラッシュは先住民のとなりへぴったり収まってくれます。
うちのただ一つのルール · 一つの絵柄に持ち主は一人
多くの店では、一つのフラッシュを何人にでも繰り返し彫ります。Naive Floraにはすべてを変える一つのルールがあります。どの絵柄も、世界で一度しか彫らない。誰かが引き取った瞬間、その絵柄はカタログから永久に引退し、二度と誰にも繰り返されません。タトゥーは制服であってはいけない、というのがうちの考えです。絵柄を連れて帰った人が、地球上でその絵のただ一人の番人になります。うちの作風については naiveスタイルのタトゥーとは をどうぞ。
フラッシュはすべてこの赤いテーブルで生まれる

店のフラッシュはぜんぶ、この赤いテーブルで生まれます。アーティストはテーマごとにまとめて描きます。花、ねこ、海、おやつ。どれも調整用のテンプレートではなく、一枚の絵として完成まで描き切られます。フラッシュを選ぶということは、本当に完成した作品を一点選ぶということなのです。
この仕組みの感覚は、買い物というより里親探しに近いです。あなたが好きになった絵柄は、他の誰かも好きかもしれません。そして絵柄は先に来た人のものになります。だからカタログをこまめにのぞく人が多いんです。どの子がまだ家を探しているか、見に立ち寄るように。
フラッシュの予約のしかた
予約は簡単です。フラッシュカタログ を開くと、まだ空いている絵柄が名前とカテゴリつきで全部見られます。心に刺さる一枚に出会ったら、@naive.flora.tattoo へ絵柄の名前をDMして日を決めるだけ。1,500バーツから、早い者勝ち。それが店のただ一つのルールです。
この金魚鉢は飼い主が決まりました
そしてこの金魚鉢は、カタログから正式に引退しました。いまは世界でただ一本の腕の上を泳いでいます。引き取ってくれてありがとう。この鉢は世界一手のかからない金魚鉢です。餌やりも、水換えもいりません。🐠
スタジオはチャトゥチャック区セーナーニコム、パホンヨーティン32/1。毎日10:00から20:00。自分だけの小さな世界がほしくなったら、カタログにはまだ家を探している住人たちが待っています。