Naive Flora Tattoo
ジャーナル

三匹の犬と、小さなメモリアルタトゥー

二の腕に並んだ、三匹の犬のファインラインタトゥー

この作品は、お客さまが三匹の愛犬の写真を送ってくださったところから始まりました。三匹そろって腕の上に、シンプルな線画で一つにまとめたい、というご希望でした。

ただ、この仕事にはほかのどの仕事とも違う事情がありました。三匹のうち一匹は、もうこの世にいません。先に旅立ってしまった子も含めて、三匹をもう一度並べてあげたい。消えない場所に。🐾

ペットを彫る人が多い理由

多くの人にとって、ペットはペットではなく、毎日を一緒に過ごす家族です。お別れの日が来ると、写真は携帯の奥に沈んで、いつか流し見されるようになります。でも肌の上の線はどこへでも一緒に行きます。触れられる記憶になります。

赤い首輪をつけて笑う白いわんこ、デザインのモデルの一匹

デザインは三匹の実際の写真から起こしました。たくさんの写真を見ながら、その子らしさがいちばん出ている仕草を探します。一匹は首をかしげるのが癖で、一匹はいつも舌が出ていて、もう一匹はふわふわの毛でじっと立ってこちらを見つめる子でした。

写真から線画になるまで

写真を線画にするときの難しさは、捨てる勇気です。数本の線にすべての情報は入りません。だからその子を「その子」にしている一点だけを残します。かしげた首、出た舌、ふわふわの毛。残りは飼い主さんの記憶が埋めてくれます。

家でくつろぐ二匹の犬、デザインのモデルたち

仕上がった絵の中で、三匹は家族写真のように並んで座っています。いなくなった子も、ほかの子と同じようにそこに座っています。翼も輪っかも特別な印もありません。いつもの、駆け回っていた日の姿のまま覚えていたい、というのが飼い主さんの希望でした。

進め方

同じような作品をご希望なら、進め方はシンプルです。DMでその子の写真を送ってください。顔と仕草がよくわかる写真が数枚あると助かります。まずラフを描き、絵の中から自分の子がこちらを見ていると感じられるまで一緒に調整します。当日はステンシルを転写して、位置がぴったり決まるまで動かします。

腕に転写した三匹の犬のステンシルと、完成した下絵

メモリアル作品は、意図的に確認の回数を増やしています。この種の絵は「だいたい似ている」では成立しません。飼い主さんが一目でどの子か分かること。そうでなければ、そうなるまで描き直します。急がない仕事です。

この種の作品を特に丁寧に確認する理由

よく聞かれる現実的なことも。この規模の線画は時間がかからず、痛みも想像より軽く、シンプルな黒の線は年月に強いスタイルの代表です。ちょうどいい大きさは手のひらか少し小さいくらい、人気の位置はこの作品と同じ二の腕です。

大切な子をそばに置きたくなったら

そばに置いておきたい四本足の友だちがいるなら、今も家を駆け回っている子でも、写真の中に住んでいる子でも、いつでも @naive.flora.tattoo へDMをください。先に フラッシュデザイン を眺めていただくのも歓迎です。スタジオはチャトゥチャック区セーナーニコム、パホンヨーティン32/1、毎日10:00から20:00、1,500バーツから。この小さな家族を刻む役目をまかせていただき、ありがとうございました。🤍

ホームへ戻る